名水百選

(がっさんさんろくゆうすいぐん)
山形県西村山郡
ブナにおおわれた月山の雪解け水が、山麓の至る所に湧き出します。
月山は、羽黒山・湯殿山とともに出羽三山のひとつとしても知られています。山形県の中央部に位置し、標高1984メートル、高山植物が咲き、中腹はブナの原生林におおわれています。 その深い森に湧く湧水は水温5℃、日量3000トン。雪解け水が400年をかけて湧き出だすともいわれています。
そして、湧水近くにある月山湖の周辺も見どころが色々あります。月山湖では、時間によってみられる月山湖大噴水は、迫力満点。時間を合わせて見学するのも楽しいです。また、月山湖から車で15分ほどにある月山名水館。月山名水館地ではビールをつくる製造ラインが見られ、売店には地ビールや月山の名水、農産物、特産品などもあり。
名水百選とは
月山(がっさん) 標高1984m
たおやかな山稜を横たえる月山は、豪雪の出羽山地にあって鳥海山に次ぐ高さを誇る。湯殿山山(ゆどのさん)、出羽山(でわさん)と共に出羽三山として山岳信仰の霊峰となっている。近在近郊のみならず遠方からも三山講中を組み、今も三山駆けが行われ、登山者や観光客のほかに白装束や山伏姿の信者でにぎわう。現在の羽黒山、過去の月山、未来の湯殿山を訪ねる三山駆けは、再生を願う信仰の山旅ともなっている。月山は別名も多く、犂牛山(くろうしやま)、井首山(いくびやま)のほか、牛が横たわるような姿から臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれている。鳥海火山帯に属する古い火山だ。稜線には夏でも豊富な残雪が輝き、豪雪に培われた花園となっている。リフトが利用できる姥沢(うばさわ)からのコースは、手軽に高山の雰囲気が味わえる。
引用元:山と渓谷2026年1月号 株式会社山と渓谷社


