名水百選 雄川堰
(オガワゼキ)
群馬県甘楽郡甘楽町小幡
寛永19(1642)年、織田氏三代信昌が甘楽町小幡に築造した陣屋は、大手門を境に雄川と雄川堰にはさまれた東西約600メートル、南北約760メートル、周囲約2900メートルの藩邸を中心に60余りの藩役所、武家屋敷と二つの神社があり、それぞれに雄川堰の水を分配する広大なものでした。
堰の沿いには「かんら銘木十選」に認定された56本の桜・ソメイヨシノの並木があり、城下町小幡並木のシンボルとなっています。
また、雄川堰の近くには、甘楽歴史民族資料館となっている大正15(1926)年 製糸工場の繭倉庫として造られたレンガの建物や、小幡藩二万石の藩邸の楽山園などを見学できます。
ひと歩きの後は、道の駅で甘楽の地粉で焼いたピザでひと休みしては。