平成の名水百選
平成の名水百選 針江の生水(はりえのしょうz)
滋賀県高島市新旭町針江
伏流水を利用した地域特有の川端(かばた)と呼ばれる仕組み。
川端は、各家庭の元池(もといけ)から湧きだし、壷池(つぼいけ)、端池(はたいけ)へと流れます。この地域の暮らしの中に昔から取りいれ利用されてきた風景、風情があります。
名水百選とは
川端のある暮らし
針江集落のほとんどの家庭には「川端」と呼ばれる水場がある。地下20m付近の地下水脈に打ち込んだパイプから水を引き上げて生活に利用するシステムは、何百年も前からこの地域に受け継がれ、ほとんどの家庭の台所として役目を担ってきた。外の川端では鯉が調理や洗い物で出た残飯を食べることで、汚れた水が川に流れでない仕組みになっている。わき水は一年を通して水温が変わらないため、夏の野菜や飲み物をつけておく冷蔵庫代わりにもなり、温度差が少ない室内は漬物や味噌、鮒ずしなどの貯蔵庫としても重宝される。
引用元:地域人第59号 大正大学出版会



