平成の名水百選

(もとたきふくりゅうすい)
鳥海山に染み込んだ水が長い年月をかけて幅約30mの岩肌から涌き出し、年間を通して安定した水量が流れます。川面や滝の周辺は、蒸気霧もみられます。
駐車場から元滝伏流水へは約700m、徒歩10分ほど。整備されたコースがあり、緑に囲まれた散策道を歩くごとに澄みきった空気を感じるようになります。
名水百選とは
鳥海山 2236m
日本海の海抜0mから2236mの山頂まで一気に標高を上げる鳥海山。出羽富士と称される秀麗な山容は、山麓に暮らす人々にとって、日々仰ぎ見る崇高な存在になっている。この山は、独立峰とは思えない腹式火山特有の複雑な地形を持つ。溶岩ドームの最高峰・新山を七高山を頂点とする外輪山が取り巻き、西側の御浜(おはま)や鳥海湖一帯は、逆に高原的な優しい雰囲気にあふれている。冬の日本海を渡る厳しい季節風にさらされるため森林限界が低く、盛夏まで残る雪田や雪溪から流れだす清冽な水は、東北でも屈指の広大なお花畑を育んでいる。山頂からのさえぎるものがない大展望に加え、日の出とともに鳥海山の姿が日本海に投影する「影鳥海」は見逃せない。
引用元:山と渓谷2026年1月号 株式会社山と渓谷社


